オープンダイアローグは、やさしさを取り戻すきっかけ。
対話の力を信じて暮らす私たちの"研究成果"をシェアします。
「どうして私たちは、自分にも他人にも、こんなに厳しいのだろう?」
私たちは、自分自身の生い立ちや、精神保健福祉士として数多くの個人・家族・職場と関わってきた経験から、そのような疑問をずっと持っていました。
助け合うために一緒にいるはずの「家族」や「同僚」でさえも、ダメなところを指摘しあって、ばらばらになってしまうことさえあります。
「こんなに厳しくって、誰が得をするんだろう?」
「本当は互いを想い合っている人どうし、どうしたらそれを表現し合えるのだろう?」
私たちは、それをずっと考えてきました。そして「オープンダイアローグ」という答えにめぐり逢いました。
「オープンダイアローグ」はフィンランドの精神科病院で生まれた、他者への向き合い方の哲学です。いま、この哲学にもとづいて医療や福祉、教育などの対人サービスのあり方を見直そうという動きが、世界中で始まっています。
これまで "話し合い" と呼んでいたもの、そのやり方を根本から変えてみよう。誰も批判されない、どんなに小さくて変わった声も歓迎される空間を作って、たとえ今うまくいっていなくても、心の底にありうまく表現されないでいる「いい関係でいたい」という気持ちを信じて、ダイアローグ(対話)を続けてみよう。
愛にあふれたその教えは、フィンランドに住むサンタクロースからのプレゼントのようでした。
オープンダイアローグは、日本の病院や相談センター、カウンセリングルームではまだほとんど実施されていません。私たちは前身の「相談室おうち」で、2018年からオープンダイアローグによる相談活動を始めました。2人とも、ODNJPトレーニングを受講済みです(2020/09/20現在、東海地方に受講者は3名)。
とはいえ、私たちも皆さんと同じ一人の人間、一組の夫婦。ダイアロジカル(対話的)な関係を必要としているのは、私たち自身も同じことです。
自分や相手へやさしくなったり、関係を日々メンテナンスし、危機に応じてバージョンアップしたりするために、ダイアローグしながら暮らしています。
そう、私たちの暮らしは対話の"実験"と"研究"の場。いわば「ダイアロジカル生活ラボ」なのです。
このサイトに辿り着かれたあなたは、大切な人との間に対話的な関係を(再び)築くことを願っていらっしゃるのではないでしょうか。
私たちは、その願いをあなたが叶えたり、それを通じて世界がやさしさを取り戻したりするのを、お手伝いしたいと思っています。そのために、私たちの"研究成果"をシェアする活動を行っています。
いっしょに、本来の「やさしいわたし」「やさしくし合う生活」に戻っていきましょう。
2020年10月吉日
ふゆひこ・けいこ
2人とも 精神保健福祉士
ODNJPオープンダイアローグトレーニング2期生
私たちについて
他者のために、自分自身のために。日々ダイアローグして暮らす精神保健福祉士カップルです。
オープンダイアローグを体験された方の声
さあ、何から取りかかりましょう?
使う
なんでもダイアローグ
オープンダイアローグ夫婦による、ジャンル不問のお困りごと相談です(オープンダイアローグ形式)。病院や相談窓口が苦手な方の相談先として、またカウンセリングや占いの代わりに。援助職のお忍び駆け込み寺としてもご活用いただけると嬉しいです。
応用する
なかなおりダイアローグ
「赦(ゆる)したい」「謝りたい」「仲直りしたい」相手がいる。人生が明日終わっても後悔しないよう、あなたにできることは、大切な人を対話にお招きすること。関係が再び輝き出すまでの道のりを、オープンダイアローグ夫婦がお供します。
友人が作ってくれた動画です。
ダイアローグに対する、私たちの基本的な考え方が分かるようになっています。
指定特定相談支援事業所 me(ミィ)
名古屋市緑区で障害福祉の相談支援事業所を開設予定です。
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