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2019年の読書録 #1~4

更新日:2020年5月26日


読書

昨年は300冊くらい本を読みましたが、正確には数えていなかったので、「ほんまかいな」という気持ちもありました^^;



そこで、今年はこのブログで読書録をつけてみることにしました。


さすがに昨年ほどは時間がなかろうため、今年は100冊くらい読めたらいいなあと思っております。ぜひお付き合いください。



今日までに読んだ本


1.はじめてのホ・オポノポノ


いきなりスピリチュアル本です。ハワイの伝統的な問題解決法をアレンジした自己啓発法「SITHホ・オポノポノ」の入門書。


これまで「ホ・オポノポノ」については数冊読みましたが、やり方を分かりやすく書いてある本を読んだのはこれが初めてでした。


私は「ホ・オポノポノ」を誰に習うことなく自己流でやっていますが、個人的にはとても効果を感じています。「ホ・オポノポノ」、名前は個性的だけど基本的にはマインドフルネスと同じことではないかと思います(過去のエピソードを探る分、私にとってはトラウマ治療的な意味合いも)。


スピリチュアル系なぶん、確かにちょっと不思議系な表現や独特な考え方も含まれていますが、信仰のようなものではないので、使えると思ったところだけ「いいとこ取り」で活用するようにしています。




2.禅に学ぶ台所しごと


次もスピリチュアルかと言われそうですが、私の中では仏教は宗教というより心理学に近い扱いになっています。


じっさいマインドフルネス(禅)は脳科学的にも有効性がどんどん立証されているようです。


この本からは、家事動作を丁寧に(禅寺のように≒マインドフルに)行うことの気持ちよさが感じ取れます。


マルチタスクや「ながら仕事」をせずに眼の前の事物に集中すると、その物事がもっと精彩に見え、うまく付き合ったり味わえたりします(禅寺では右手と左手で別々のことをしないそうです)。


効率もよくなり、無駄や失敗も減ります。


マインドフルに、目の前のことのみに一つ一つ向き合いながら生活すると、味付けがもっと薄味でよかったり、照明がもっと低いワット数で足りたり、といったことに気が付きます。


暮らしがエコロジーでエコノミーで、健康的になるのです。


そして、いま食べている食べ物や、着ている衣服や、使っているエネルギーを厳選し最大限に活用するようになるので、そのぶん大切になり、愛おしくなります。


身の回りが大切なものばかりになります。


さすがに禅寺のようにはいきませんが、できる範囲で禅的に(マインドフルに)暮らすことは、幸福感や自己肯定感が上がる良い循環をもたらしてくれると思います。


この本に影響されて、今日は食器洗いと拭き上げのときに、手に持っている食器に意識を集中してみました。


すると、ぜんぜん別のことを考え始めたり、拭き終わっていないのに次の食器に手を伸ばそうとしたりしている自分に気がついて、驚きました(面白かったですが)。


いつもはノールックで洗ったり拭いたりしているために気が付いていなかった汚れやくすみが目に入ってきたのにも、「おおっ」と思いました。


あと、今年は禅語の「和顔愛語」(にっこりスマイル&優しい言葉使いは、お金がなくてもできる善行だよ、みたいな意)を心がけたいと思いました。



3.あなたの人生を変える睡眠の法則


人間には3つの生体リズム(メラトニンリズム、睡眠-覚醒リズム、深部体温リズム)があり、それらの同調をキープすることが睡眠の質をよくする秘訣なのだとか。


具体的には、シンプルに以下の3つを実行すべしとのこと:


「起床後4時間以内に光を見る」


「起床後8時間(昼頃)で5分間目を閉じる」


「起床後11時間(夕方)で姿勢を良くして体温を上げる」


この本のおもしろいのは、睡眠の質を良くするのは「やる気」を上げるためである、と言っているところです。


良い睡眠が取れると、レム睡眠中に記憶がちゃんと整理されます。


記憶が整理されるということは、自分にできること・できないこと(前日までの学習や体験の成果)が最新情報に更新されるということです。


睡眠によって自分の「できる」「できない」についての脳内情報が最新バージョンにアップデートされて初めて、取り組む物事の「ちょうどいいハードルの高さ」を設定できるようになります。


そして、私たちは「ちょうどいいハードル」が目の前にあるときに最も「やる気」を出すとのこと。


つまり、良い眠り→記憶が整理→ちょうどいいハードルの高さを定義可能に→やる気が出る→課題をクリアできる→自己効力感UP、ということになるようです。


睡眠の質は単なる健康問題を超えて、自信や成功を左右する重要性を持っているんですね。


ちなみに、本書でもマルチタスク(ながら仕事)はパフォーマンスを下げるとして否定されておりました(禅すごい)。



4.ズッコケ三人組の卒業式


完結巻を先に読んでしまおうという気持ちになり、図書館で借りてきました。


三人組の担任の宅和先生は55歳とのことですが、そのビジュアルは現代の感覚でいうと72歳くらいに見えます(内面的にもそんな印象)。


1978年に刊行が始まったズッコケ三人組ですが、振り返ると、私が小学生だった’80年代にも宅和先生のような「おじいちゃん先生」が結構いましたね。


彼らはみな50代だったんですよね。


そう考えると、いまの50代って若いですね。


ともあれ、最終巻にもかかわらず、思ったほどの感慨はありませんでした。これはズッコケ三人組が私の中ではドラえもん的な「歳をとらない」作品になっているからかもしれません。エバーグリーン。


今後も「さかのぼって」、未読の巻を楽しみたいと思います。



いま読んでいる本





最近はトラウマ治療や身体の本に関心があります。



*****


今日も読んでいただいてありがとうございます。


明日も楽しいことうれしいこと、いっぱいあるといいですね!




↑むかし仲間たちと作った本です。




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