(10位-6位)今年300冊読んだ私の読書体験10選

最終更新: 5月26日





メリークリスマス!


早いもので今年ももうすぐ終わりですね。みなさんはどんな一年だったでしょうか。


私にとっては激動の一年以外のなにものでもありませんでした。


組織に所属して働くのを本格的に止め、生き方を再構築するために使った時間がとても長かったです。


その間、久しぶりに本を沢山読みました。図書館を活用して、300冊くらいは読んだのではないかと思います。


せっかくなので、私の人生や暮らしに与えたインパクトの大きかった今年の読書体験を10個選んでご紹介します。



10位 精神保健福祉の外部で「対話」「幸福」がどう考えられているか知った

――前野隆司さんの「無意識」「対話」「幸福」に関する著作たち





7月ごろだったでしょうか、図書館で『無意識の整え方』を読んだ少し後、妻が同じ著者の『無意識と対話する方法』を借りてきてくれました。


「対話」と「無意識」という、当時気になっていた2大ワードが両方とも入っている同書は、期待に違わず、私の関心に応えてくれました(「無意識との対話」という言葉はマインドフルネスを連想させますね)。


精神保健福祉の世界では「オープンダイアローグ」を通じて「対話」に急速に注目が集まっています。本書を読むと、その外部(ビジネスや市民活動の世界)でも同時多発的に「対話」に注目が集まっていることが分かります。


このことは私に、「対話」の方へ向かっていけば間違いないのだな、と思わせてくれました。


著者の前野隆司さんは「幸福学」の主唱者でもあります。脳に関する生物学的な知見をベースに「幸福」を考える学者による著作でしたが、精神医学や仏教、スピリチュアルとだいたい同じ話になるのだなーという印象を受けました。


私はスピリチュアルなどエビデンスのない手法も(自分自身に対しては)用いるため、ちょっと安心したような、「やっぱりな」という感じがしました。


(関連記事:「幸福」の傾向と対策



9位 おうち中のタオルがふわふわに

――”洗濯王子”との出会い



長野県伊那市でクリーニング業を営む中村祐一さんは「洗濯王子」と呼ばれ、テレビにも出ているようです。


私はテレビをほとんど観ないので存じ上げませんでしたが、「スマート」「幸せを呼ぶ」という言葉に惹かれて本書を手に取りました。


染みや汚れの種類に応じて洗剤の「粉末/液体」や「塩素系/中性/酸素系」を使い分けることなど、非常に「スマート」に説明されていてとてもわかり易かったです。


「タオルを干すときに20回振りさばいてパイルを立てる(ふわふわの仕上がりになる)」など、いくつかのtipsが習慣になり、私のQOLはぐんと上がりました。



8位 「嫌いな自分」幻想とのさよならのきっかけ

――デビー・フォード『「嫌いな自分」を隠そうとしてはいけない』(日本放送出版協会, 2002)



ちょっと古い本ですが、生きづらさ解消系自己啓発本の名著だと思います。


今年の夏ごろ、私はこの本のワークをひたすらやっていました。


タイトルにあるように「嫌いな自分」を隠していたことだけでなく、「肯定的な自分」を評価していなかったことにも気づけたのが大きかったです。


自己受容・自己肯定の作業の導入によい一冊と思います。


(関連記事:嫌いな自分など存在しなかったという話



7位 すべての「生きづらい人」に読んでほしい

――伊藤絵美『つらいと言えない人がマインドフルネスとスキーマ療法をやってみた。』(医学書院, 2017)



ちょっと前から気になってはいたのですが、私にとってはタイトルと帯で内容が分かってしまう類の本だったので、あえて読んではいませんでした。


「人を助けるひとはなぜ自分を助けられないのか」という帯も本当に素晴らしいですね。端的。


私はずっと、「つらいと言えない人」は「マインドフルネス」と「スキーマ療法」をやればいいと思っていました。


それは、私自身がマインドフルネスとスキーマ療法で元気になってきた「つらいと言えない」「人を助けるひと」だからです。


本書には、「つらいと言えない人」がマインドフルネスとスキーマ療法をやった結果どのようにリカバリーするかが書いてあります。


この本のことを伝えたい相手がたくさん思い浮かびます。


(関連記事:サイレント・プロシューマ(仮)について



6位 自分が何を大切に生きているかが分かった

――スティーブン・C・ヘイズ『アクセプタンス&コミットメント・セラピーをはじめる』(星和書院, 2010)



「アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)」はマインドフルネスと同じ「第3世代認知行動療法」のひとつです。


2年前にカナダで地域精神保健の研修に出たとき、当地では普通に実践されている様子でした。


ACTは、心のネガティブな反応をマインドフルに観察し、受け容れ(アクセプトし)つつも、ポジティブな行動にコミットメントすることも強調します。


その際に、自分が何を大切にして生きているか(価値)を把握する作業を行います。


私はこのワークを通じて、自分が「おうちでの、家族との、仲の良い暮らし」を最も重要な人生の価値としていることに気づきました。


あとはこの価値にしたがって行動を選択していけばいいので、「これはすべきなのかな?しないほうがいいのかな?」というような判断に迷うことが少なくなりました。


生き方を再構築するときに、自分の大切にしている「価値」を把握しておくことは非常に重要なことだと思います。


(関連記事:効果的な回復のための5ステップ



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5位から1位まではまた次回!


今日も読んでいただいてありがとうございます。


明日も楽しいことうれしいこといっぱいあるといいですね!



↑ランキングに入れ忘れましたが、この本もかなり面白かったです。


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